無題

第七記


建築は環境でありオブジェでありシステムでもある、これらのそれぞれはアニメにおいての鏡像は背景であり登場人物でありプロットになる。


だがアニメは無形であり、建築は有形。
而るに、アニメには建築が回収しきれないものがあり、建築にもアニメが回収できないものがある。


大抵は形そのものにはなんの意味もない。形があるということ、その形になったということが有形であるということに他ならない。

しかし建築は例外だ。建築にはもっと原初の力を感じる。総ての秤を虚無に流しさってもこの像は相も変わらず堅固な城であり続ける、そういう期待に似た予感がある。
この一点、たったこの一点のみにおいて。私はどうしてもこの建築という亡霊から目を離すことができない。

明日の抱負
あっという間に今年の4分の1が終わろうとしているなぁ。
気が早いけど年賀状の参考に上野動物園に遊びに行くじょ。