2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

敷地は堤防、川という異界を隠す壁であり、大地の瘤でもある。 その上に建つ建築物は両側から欲望の眼差しで貫かれ、白く空虚な壁面には欠損を補うべく見る者(建築物の境界線の外にいるもの)の欲望が投射され、跳ね返る。 ガラスによってみえる場はいわば…

建物が建つこと、それは図面の上でひとつづきの大地に線が引かれることであり、生活界では壁によって囲われることである。 それはまったく概念を打ち立てることと変わるところがない。モダニズムによってつくられた空間の「概念」はあたかも実体的に存在する…

父に激飛ばされたのでなんとかしてビハインドとってもらわないと。 あと数学2つと設計原論、日本建築史、建築構造法、建築生産システムはとっておく そのために設計原論の課題アリ

藤巻の絵巻物は彼の頭のプロセッサーによって想起されたものを表象したものである。それを我々が見る時、2つのズレがある。一つは表象と内容の素朴な共有不可能について、もうひとつは主体の時制の違いについて。後ろ、私達がこの絵巻物を見る時、藤巻の想…