GEISAIすげぇ

第八記


午前中はGEISAIへ足を運んでみた。特にアート系の文脈を知ってるわけでもないけれど、批評関連でホットな話題だというだけの理由だったが、前日に一夜漬けでwikiった分、
多少なりとも分野にふれることはできたかな、と思う。

基本的には同人即売会という形態?でコミケと骨格は似ているが、GEISAIでは経済的サイクルを確立することが評価の軸の一つされるように、アーティストとしての成功者とそうでない人に分けられる点で起点は真逆である。

しかし、コミケのほうも商業紙や産業団体の介入が進行していてやや機能不全を起こしつつあるかな

主催=村上隆というのは相当の影響力をここでも発揮していて、会場内では腑抜けた態度ではとても作品に向き合えず、強制的に一対一のコンフリクトに持ち込まれる、非常にシビアな現実だった。

各ブースではただの展示にとどまらず、まさに建築にほかならない空間のデザインもあって、体感というかアウラといえばいいのか分からないけれども、さらにそれをustを使ってリアルタイムでデータとして分解、蓄積、読み込まれる体験は革命的だった。


帰りに銀座によったので、みた建物をかるく書いておく

銀座 HIGASHIYA

白で統一されかつ意識的に重力を除かせるようなデザインは空間に浮遊感を与えるが、一方で、床や家具のヘキサゴンや銅板や木にジャポニズムのテイストをもたせることで時間的な引力を感じさせる。
この空間の浮遊感と時間の引力の狭間にヒトを配置することで、主体の感覚を麻痺させ建物との一体感を与える。


明日の抱負
明日は大学の科目登録用のシールをもらうとかで、
さっといって家でじっくり本読みたいね