通信不備

第十一記


自宅のブロバイダの変更に伴って、ネットが使用不可になってしまったので
臨時的にに母のPCから更新することにする。

昨日のことになるけれども、自転車をせこせことこいで渋谷まで乗り付けた。
途中いくつか気になる建物があったけれども、ふと路線沿いの空間の特異性に心がふれた。
裏町でありながら、最もパブリックな視線にさらされている、という相反する性質を持ち合わせた
二項対立の構造はしばしばエキセントリックな存在を顕現させる。
例えば天守のごとく盛られた本丸式住宅、例えば文明開化を思わせる異色のヒサシ。
これらは非文化的であり、一方で極めて世間的とも、人間的とも言える。


携帯のカメラじゃあこれが限界かなぁ、でもデジカメ持ち歩くほど体力も養ってないから
しばらくはこれで我慢かな。


アニメの中でも視線は大きな意味を持つ。
視る側の視線、視られる側の視線。 映す側、映される側の視線。
それぞれを組み合わせることで、物語への関係の立場を形作っていく。

アニメにおいて特別なことは、ヴァーチャルなカメラワークの存在だ。
物理的にあり得ない構図や、現実的には不自然な動きも、いつの間にか飲み込んでしまっているが、
注意してみるとかなり面白い。
主観視線から俯瞰やあおりに切り替わり、はっと物語に導入している自分にメタ的に気付かされる。
最初にそれを感じたのは「絶対可憐チルドレン」を視ていた時だったか、同じカットを何回もコマ送りして、
私の「映像」がここにあると思った。
視線の配置、しばらく注意してみようと思う。


明日の抱負
あっ。 今日もアニメ視れてない、
しかもM氏の学園祭とか、送らなきゃいけないものとかそろそろ考えないと……

でもその前に勉強しないと………