病 IN 社交界

第十七記


予定通り通院してきた。
行った先であまりの受診者待ちのため、
またもや往復ラリーさせられるというゴタゴタはあったんだけれども。

この時期の病院はさぞや混んでるだろうなぁ、とかぼんやりと頭に浮かべてはいたが
ふたを開けてみれば、待合室はすでに託児所の相を呈していた。
平均年齢は親子相殺でだいたい12、13歳くらいか。
皆さん気心も知れた仲らしく、さながらPTA会議のよう。(Teachrはいないけど

耳をそばだてていると、年代問わず男女の社交性の差が明らかにでている。
ちなみに男性の方が利己的、女性の方が利他的なようだ。
今やフリージェンダーの時代、権利は男女平等と叫ばれる一方、肉体的、生理的な違いは否めないとは
思ってはいたが、肉体が異なれば性格も異なると考えるのは
今朝の新聞の筒井康隆のコラムを読んだからだろうか。
そろそろロマンチストから抜け出してリアリストを目指す時期にさしかかろうかというときに
この金融破綻。

金のプレッシャーはこんなところにまで及んでいるとは実に遺憾である。
ベルリンの壁崩壊二十周年でドイツを取り上げるメディアのなかには、以前の社会主義時代の
東ドイツの方がよかったと訴えるものも多い。
しかしながら右がだめなら左へ舵をきる、というのは歴史を軽んずる愚の骨頂だ。

対して歴史的変遷信じて疑われない本国の政権交代は今後いかに、
またもや過去をなぞる結果に終わるようなら、今度は国そのものが立ち消えてしまうかもしれない。


なんちて

明日の抱負
夜になるとあめが降るそうで、夕方までに帰って滋養しようかな