一本3150円の奇跡

第二十三記

三月頃に中学の部活の同窓会があるらしいのだが、その時期はちょうど幼なじみの二十歳の誕生日が近い。
今まで彼女の誕生日を祝ったことがないので、互いに節目ということもあり、
今年は贈り物のひとつでも渡そうと思うのだが、なにしろ人に贈り物なんて私的には有史以来のイヴェントなので
一体なにを贈れば気持ちがうまく伝わるのか、皆目見当もつかない。

一通り考えあぐねた後、結局無難に花束にしようと思ったのだが、某ラジオで「花束をもらって迷惑じゃないわけがない」と話されているのを聞いてもろに動揺して、一時は計画を放棄しようとも考えたが、
別に告白するわけじゃあるまいし、そんなに悩んでもアホらし。
気を取り直してこのことを心にとめつつテレビを眺めていると、サントリー青いバラが花屋で三ヶ月待ち
というニュースをみて、いいかも、と思いネットで調べてみると、
一本3,150円也。 二十歳ということにちなんで二十本の花束を贈ろうと画策していたので、
会計は合わせて六万超。
花束に六万てあなた、psp二つも買えるじゃない。
まぁ、同じ病院で生まれ、小、中と同じ学校、同じ部活だったので
知り合ってからも二十年、いままでの誕生日を精算するという意味では
非現実的な数字ではないけれども…

だいたい女性って花束もらってうれしいものかしら?

明日の抱負
筋肉痛も引いたので、明日の夜はまた運動しに出かけよっと
ということはやっぱり午前中にノルマこなしておかないとネ。