CANNAN

第二記


昨日の件で過呼吸症候群について調べてみると、心理内科の分野であるらしく精神的問題が原因となり、欝やパニック障害などとも併発することが多いという。
パニック障害とは初耳なのでググってみると、いわゆる諸症状が全くもって自分にぴったりと当てはまっている。
とりあえず過呼吸で死ぬことはないらしいので、ひとまずは安心だが、まさか齢十代にして自らが精神の
病を抱えているとは思いもしなかったので、多少自嘲気味な気分に落ち込んだ。


今日はハードディスクに撮りだめしておいたCANNANを一気に消化した。
声優陣の演技の賞賛はここではおいておくとして、前13回の話数においてその驚異的な作画の安定力には
目を見張るものがある、CGの効果も2,3年前までの異質感とは比ぶるべくもなく良い仕上がりになっていて
、話の流れの中のテンションをうまくつけている。
しかしながら原作がTYPE MOON絡みでFATEもそうだったのだが、いまいちキャラクターの救いの余地が少ないないように感じる。
リャン・チーも道化には道化なりの退場の仕方がほかにあったように思えてならない、大抵はニヒリズムとかシニリズムへ向かうことで一応完結する形があるのだけれども。
FATEのわかめといい、奈須きのこは№2キャラが苦手なのかも……



昨日の美術館に関連して
化け物がたりの演出において回想シーンでの加工した実写映像はメタファーによるリアル-フィクションの
転換効果だと考えているのだが、建築においても同じような手法が可能なのでは、と思案している。
例えば中庭はそれを囲む領域(生活区域)とさらにその外周を社会領域の三層構造で成立しているが、
生活区域に主軸をおいて中庭に着目してみれば外界に、社会領域に着目すれば内界に感じられ、ここで
内界-外界の転換が可能になる。
よって十分条件を満たせばフォーマットを廃した形のあたらしい中庭を提案できるかもしれない。
またこのように囲んだ世界を内と外からの認識の往復は盆栽やフィギュアの話にも聞いたことがある、
誰の話だったかは覚えてないけど……蛇足だけども魍魎の匣読み返そうかな。


明日の抱負
せっかく今日は早起きできたので、明日は外にでてみるか……