空間構成というそれ自体で完結したスタティックな体系が自分の登ってきた階段を振り返るなどの自己言及的行為によって揺さぶられる。それは単線的な動線を外部にも関数を持つ複雑系へのシフトを促す。
かくて空間構成から空間把握へと位相はさらに拡大する。部屋と部屋の繋がりだけではなく、同じ部屋が時刻や経路、主体の体勢、重力の感覚によって自己同定性を失う。




B2にまとめる
A4 2、3枚くらい
既存敷地の分析図。
軸、アプローチ、プログラムなどの形態の下部構造のダイアログ。
実際のプラン。

建築と社会の関わり。経済行為だけではない、国家の表出だけではない(フォリーではない)、空間の力はまだ生きているが一般に認知されている建築は異なる。

敷地は江戸に始まる埋め立て地であり、フィクショナルな日本を作っている。海外からみえる日本が本土を離れて現出する。また、1989年に始まる東京都の「臨海副都心開発事業化計画」97年にフジテレビが、後に2008年企業更新。96年国際展示場95年にテレコムセンターなど
海外のフィクションと日本のフィクションが交じり合う。
周辺の分析からフィクションな中から生まれた生活である弱い現実と強いフィクション、そして実際的なロジスティクスの境目にある。

2つの領域を建築的に分節しつつ互いを参照し合うような「壁」としての建築を考える。都市を見るインターフェイスとしての建築
機能が岸辺側にあらわれつつ、奥の存在も岸辺の集合住宅をスリットとして利用して示唆する。
門の性格

機能老人ホーム、

観光に来た人、外国人がどう見るか。
地元の生活者がどう見るか。