ピクチャレスクについて

ピクチャレスクってなんだかよくわかんなかったけどふとックリアになったので記しておく

ピクチャレスクは18世紀のツーリズムの時代に美でも崇高でもない、それらの中間にあるような概念として定義づけられているが、結局は端的に今までにないものというネガティブで曖昧なものにとどまる。

ピクチャレスクって東のデータベース消費の走りみたいなもんだったんだろう。美や崇高を表現する美術それ自体が実体的な審級として捉えられていた。当時は絵画において表現は鑑賞によって生起するものではなく、絵画が扱う主題に宿るとされていたからデータベース消費の構造そのものが実体的なものとしてあると考えられたんだろう。
データの引用のされ方にしても方法論としては確立されずに特定の対象のイミテーションに堕した。 おしまい。


比喩は感覚世界を押し広げる
比喩は意味的繋がり、換喩は類似性。

空間、機能と形態が与えられ、それらが等価に扱える条件として事後的に与えられるもの。
故に空間において機能と形態は一致することも不一致することもあり、定まらない。
形においてであれ、機能においてであれリンクした空間があればその間に概念的パスができる。

形と機能が一致すべきという思想は空間を以上のような曖昧な定義から実体的に扱えるものにする。