本当はこんなこと書きたくはなかったのですが、

第十三記

ＴＡＦは美少女、硬派、過剰な性的表現を含んだものもリリカルな作品も一緒久多に同じフロアに並び立てられ、コミケのように日にちによって男女の利用者を分けるような努力もせず、しかも各企業ブース間のPR合戦をあおるような形で。東京TAF実行委員会は金儲けがしたいとしか思えない。平然と下着や、尻、谷間を執拗に強調した、（石原慎太郎が掲げる）本来の意味での非実在青年に悪影響を及ぼすような展示が平然と並べられ、それを観光に来た外国人が喜んで写真に収める。彼は自らの手足で何が行われていることに驚くほど無関心で無責任だ。
これを受けて「速やかに有害規制を施行しなければならない。」などと言って棲み分けをおろそかにすることがあったならば、もはや滑稽だとしかいいようがない。
青少年育成条例改正案は諸外国のNGOからのポルノ規制要望を受けて体面を整える形で始まったのは明らかであり、その心意の表明のためのＴＡＦというのは当然意識していたはずだ、にもかかわらずこれが政府の出した審議の延長というなら、即刻自ら政治家生命を断つべきだ。
また今回の法案を白紙に戻すようなことがあれば、東京都政は日本国民の敵、日本の文化を踏みにじる大逆の徒と呼ばねばならないだろう。

明日の抱負
明日こそはイベントの整理券をとれるよう、ばんがりまう。

腰も痛いし、整理券取れなさそうなので列から外れてみると、当然だがまだまだ人が。
朝５過ぎに来ても上位に入れないって、すさまじい求心力
しかしGEISAIでもそうだったが去年に比べて明らかに参加者の風貌が違う！
リゾート気分の延長で勘違いしたコスプレ外人はさすがの円高の影響かすっかり見えないが、同時にリュックを背負ってメガネをかけた上京メンズも、年季のいった第一世代ヲタもほとんど全く見当たらない。
代わりに中年女性、原宿系ファッションの同姓群（特に女性）の割合が急増している。
様々な物品が媒体が変わって軽くなり、流通バイパスの充足から大入りのリュックを持ち運ぶ必要がなくなり、わざわざ地方から足を運ばなくてもよくなったのかもしれない。
しかしこのオシャレ傾倒の理由はそれだけにとどまらないだろう。
そこにはネット上と同じく商品ではなくそこから派生するコミュニケーションの消費が彼等の主題となっているのだろう。
さればこそ長時間の待ち時間に関わらずこれほど多くの人間が集まるのである。
私の目にはさしずめ彼等の服装はエキゾチックな民族衣装に映る。

ＴＡＦは完全にそれを自覚しているし、こんなにも旧式なマネタイズが未だ機能しているのをみれば、確かにある世代の人にはミスティックな水脈に思えるのも道理かもしれない。

要約するとＴＡＦにアニメは無い。ということだ